2019-07-22
博多センス工房では7.5寸15間のオリジナル扇子を1本から受付ています。
その製造工程をご紹介いたします。

加飾を施した扇子専用の用紙です。この扇子は3層の合紙になります。後ほど骨を差し込む作業をしやすくするために下部を割いています。この紙を一晩湿らせて柔らかくし、曲げやすくします。

湿らせた地紙を型紙に挟んで曲げていきます。長さや骨数に応じた型紙が多数あります。



曲げた紙に折りを記憶させるために締付けて一晩寝かせます。台からはずし、その後しっかりと自然乾燥させておきます。

骨が通る穴をくしで差していきます。

骨に合わせて上下を化粧断ちし、

骨を通す前に地吹といって勢いよく息を吹きかけ穴を広げておきます。

香料を付ける場合はここで骨につけ、糊を中骨に塗り、

順番に差していきます。

しっかりと根元まで差し込みましたら、

しっかり叩いて紙と骨を密着させよく乾かします。

親骨を熱して柔らかくしそりをつけ、パチンと閉まるためのタメをつくります。

親骨と地紙をのり付け

この場合は骨が仕上がったものなので骨に合わせて化粧断ちをおこない、

天に金の加飾を施します。

出来上がりました。